既に今までも会社設立のきっかけを書いてきましたが、自分の気持ちを整理する意味でも決意までの気持ちを書こうと思います。
会社設立のきっかけ(その1)はこちら
会社設立のきっかけ(その2)はこちら
もちろん20代の頃から独立指向はありましたが、その頃はどちらかというと現実逃避という感じでした。
終身雇用の崩壊
俺が学生の頃から日本企業の特徴でもある「終身雇用」は崩壊した、と教えられました。
ただ最初に入った会社は、退職金制度もあったし、離職率も比較的低い会社だったと思います。
俺には子供が二人いますが、ぼんやりと10年後の暮らしぶりはどうなんだろう?と思い、現在の収入と当時勤めていた会社の昇給なども考慮してExcelで表を作ってみました。
子供が高校に入って、私立大学に行ったら。。。なんて表にしてみたのですが。
なんと40代半ばで自己破産することが分かりました。笑
例えば無職で貯金を切り崩している生活ならまだ分かりますが、ちゃんと平日は働いていても、自己破産するという事実。
で、あまり考えたくはないですが、何かの事故などで、俺が亡くなった場合。
こちらも亡くなったあと10年は今と同じ暮らしか、少し収入が少ないながらも生活はできますが、それでも10年で、生活できなくなる。
今の生活を続けていたら、生活できなくなる。という事実を知りました。
これ、多分俺だけじゃなくて、毎日毎日汗水流して働いている人にも当てはまるんじゃないでしょうか。
30代は結果を出す時
20代はひたすら勉強をして耐える時。俺はそう思ってました。
気持ちだけは絶対に負けていなくても、経験だとか、色んなことで引け目を感じてしまう。
でもひたすら耐える時。そう自分に言い聞かせていました。
30代は結果を出す時。31か32歳位からでしょうか。周りからも認められてきて、それなりに結果も出せてきた気がします。
男というか社会人にとって、30代後半から40代位が気力も充実していて、一番良い時期だと思います。
この時期に最高のビジネスライフを送ろう!とずっと思ってきました。
誰にも邪魔はされたくない
20代からの努力が報われる30代。誰にも邪魔されず、自分の思うがままに仕事がしたかった。
だから、上司だろうが、顧客だろうが、自分のやりたいことに異を唱える人は邪魔でしかなかった。
『そもそも、お前そんなに偉いのかよ!』って心の中で思っていました(自分の上司なので立場上は偉いのですが)。
当時勤めていた会社の社長と話をしていた時のこと。
『小林が社長になんかなったら3日で潰れるぞ!』と言われたのを今も鮮明に覚えています。
俺が何かをやらかしたか、企画書を提出した時でしょうか。
多分ほとんどの人間が『そうだよな、俺には無理かもなぁ』なんて思うかもしれません。
でも俺は『5年以内にコイツを絶対超えてやる!』と強く思いました。
現に、弊社の売上目標はこれを達成するために立てていて、3年以内に達成する予定です。
自分がやりたいことをやるには
会社には事業計画もあって、今期目標も来期目標もあります。
俺はこれがしたい!といったところで、会社の方針にそぐわなければ、やることができない。
結局のところ、どうしてもやりたいことや強い信念があるのであれば、自分でやるしかない。
しかも、このまま会社勤めしていたら生活ができなくなる。
こんなことも、起業するきっかけとなりました。
そして、トリガーである会社設立のきっかけにつながります。
最後までお付き合いありがとうございました。
株式会社ウッズモールの小林でした。
https://woodsmall.co.jp
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