これは、俺自身の考えを整理する為に書いていますので、軽く読み流して頂ければと思います。
起業するにあたり、特にIT業界にこだわる必要はありませんでした。
では何故IT業界で起業したのか?
俺自身20代の頃は飲食業で独立したいと思っていました。
飲食業での起業ノウハウ本を購入して、初期投資や人件費、集客なども考えて損益分岐点なんかも計算していました。
プログラミングが出来る人間は40%
ソースを探してみたけど見つからないので。
それはとても興味深い内容でした。
とあるシステム開発会社で新入社員の教育カリキュラム等を作成している部署があり、毎年数割の人間が必ず脱落してしまう。
どんなに優秀な人間を入れたとしても必ず脱落する。
そこで色々調べてみたところ、老若男女・学歴・人種・IQを問わず、プログラミングを理解できる人間は40%という研究結果が出たそう。
(プログラミングを理解できる人の傾向として、古文が得意な人が多いそうです)
すごく乱暴な言い方をすれば、料理って誰でも出来る。
飲食業って誰でも出来ると思う。
※飲食をやってるお客様がいますが、脱サラして飲食業で独立する人をテレビなどで見ますが、とても難しいと思います。知識と経験があってからこそ、成功していると思います。
そう考えると『プログラミングが出来る』ってことは、ライバルは全人口の40%。十分優位に立てると思ったのです。
だから言っただろ!?
あともう一つ。
俺が社会人になった1999年頃。
「仕事何してるの?」って言われて『プログラマーです』とか『システムエンジニアです』と答えても「最近よく聞くけど、何してるの?」ってのはよく聞かれました。
職業としては、まだ新しいと思います。
多分最初にプログラマやシステムエンジニアと呼ばれた人達のほとんどはホストコンピュータというデカい機械のCobolと呼ばれる言語で開発している人達だと思います。
(今でも銀行や空港、鉄道のシステムで稼動していると思います)
国内の主要メーカーのほとんどはホストコンピュータというハードとそれを動かすソフト(Cobolで開発)を抱き合わせで販売していました。
今では考えられないくらい大きな受注額でした。
(多分40代後半以降の方々は実際に経験されたと思います)
一方俺が社会に出た頃はPCが高性能化し、ホストコンピュータよりも安いサーバとクライアントPC(一般のPC)で分散して、開発する方法が主流になりました。
(その後、[サーバ>クライアント]のWEBが主流になったり[サーバ< クライアント]のスマホが主流になったりします)
で、何だかんだで全体的にも恩恵を受けて『おいしい』時代はホストコンピュータの時代であって。
それを引きずってる人達が沢山いるんですね。
過去の栄光を引きずる人。
開発手法も今となっては、とても非効率なのに、それを指摘しても『いや昔からそうだから』とか『いやそんなの常識だよ』とか訳の分からない回答が返ってくる。
そんなんじゃなくて、もっと効率良く開発って出来るんですよ!ってのを自分の身をもって示したかったのです。
そう、だから俺はこの業界で起業しました。
過去の栄光だとか常識なんてぶち壊してやりたいですね!
成功して『だから言っただろ!?』と言ってやりたい。
多分ですが、この先『営業職』って需要が少なくなってくるんじゃないでしょうか。
現に弊社は営業はしてないし、営業職の人間もいません。
それでも会社は拡大しています。
これからの時代、真の『プログラマ』や『システムエンジニア』の需要が増えていくのではないかと思います。
そんな方々と共に弊社も発展していけたら、と思います。
株式会社woodsmallの小林でした。
https://woodsmall.co.jp/
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