断酒をしたメリットと効果

  •  

 

先ず、一番最初に結論からいうと、禁酒によるメリットも効果もありません。
もしあるとしたら、身体がアルコールで悲鳴を上げてる状態。
もう二度と飲酒はやめましょう!

【2022.9.2 追記】
身体的にというより社会的に身を滅ぼす方もいるので気をつけましょう(後述)。


断酒のきっかけ

筋トレを1年以上続けているが、ベンチプレスで未だに自分の体重を持ち上げられない。
色々疑ったけど、飲酒のせいではないだろうか?

ちなみにだが、飲酒歴は22年位。
風呂上がりのビールの為に生きてきた!と言っても過言ではない。
大体缶ビール(350ml)を3本位だったが、最近は5〜6本位だった。

断酒のきっかけ(その2)

俺と一緒に飲んだ事のある人であれば、俺が酔うとどうなるかご存知だと思うが。
ひたすら楽しくなって、気が大きくなる。
で、40歳近くなって、酒を飲んで記憶を無くす事が多くなってきた。
(今までも記憶を無くす事はあったが、その場合のほとんどは寝ている場合が多々)
で、体中傷だらけになることもしばしば。
これはいけない傾向だな、と。

で、最後の決め手になったのは、大学時代の友達と久しぶりに飲んだ後、一人で夜の街(綺麗なお姉さんがいる店)に繰り出した。
絶対俺は楽しんでいたはずなのだが、記憶が全くない。
あるのは最初のお店の30分くらい。
気がついたら、自宅の布団で目覚めた。夕方6時位に。

最近は、現金はマネークリップに挟んでるんだけど、全て無くなっていた。
数日後、クレジットカードの明細を見ると結構な金額が遣われていた。

そんなこともあって、心底酔っ払った時の自分が嫌いになった訳だが。
結局、酔った時の俺を止める事は誰にも出来ない訳で。笑

だったら、もう酒なんて辞めちめぇ!!
と思ったのも、きっかけの一つ。

断酒後

【初日】
別に酒を飲まないと指が震えたり、幻覚が見えたりということもない。
酒が飲みたい!というよりも風呂上りのビールが至福であり、その後の睡眠薬変わりに飲んでいた感じ。
早速、ノンアルコールビールに変えてみた。初日は4本位飲んだと思う。
いつものように1時~2時位に寝ようと思ったが全く寝付けず。
結局朝方の5時位に寝た。

【2日目】
やっぱり寝られず。
この日も4時半位に寝た。

【3日目】
やはり寝られない。
アルコール云々よりも、俺の場合は、寝られないのが最大の問題。
だが、寝られないことにより仕事に支障をきたす訳でもない。
それと、飲んでた頃と比べて、睡眠時間は圧倒的に少ないが、そこまで疲れが溜まってる訳でもない。
短いながら睡眠の質は良いのだろう。

【4日目】
やはり寝られず。
疲れが溜まってきて、睡眠サプリなんかをググったり。
昼間も割と睡魔に襲われたり。
ただ俺の場合、タバコを辞めた時の禁断症状がひどかったので、それに比べたら全然楽ちんだった。

【5日目】
久々に5時間睡眠。
完全に疲れが取れる。

【6日目】
8時間たっぷり寝た。
本当に久々にしっかり寝た感じ。
風呂上りはノンアルコールビールがデフォルト。
これで至福の時。

【7日目】
睡眠サイクルも普通になって、0時を過ぎると瞼(まぶた)が重くなる。
気が付けばだが、体重と体脂肪率がスコンと落ちた。
毎晩毎晩700kcalを寝る前に摂取していた訳だから当然といえば当然だが。
体脂肪率はどうしても11%を切らなかったが、あっさり10%代に突入。

断酒1ヶ月経過

ということで、なんだかんだで1ヶ月が経ちました。
その間、会食なども4回ほどあったが、酒を辞めたことを伝え、ノンアルコールビールかホットウーロン茶。

よく酒を飲めない人と出会うと『人生損してるなぁ』と思っていたが。
酒を飲まないと楽しめない人生というのも何だかな、と。
酒がなくても、人生は楽しいし、気分も上がるし、料理も楽しめる。
酒がなくても人とのコミュニケーションは円滑だし、特に影響はない。

強いて言うメリット

当初の辞めたきっかけになった筋トレだが、酒を断ってから大体ウェイトが20%位上がったと思う。
なかでもデッドリフトが大幅に上がった。
まぁこれが一番分かりやすいメリットというか禁酒の効果だが。
体重と体脂肪率がスコンと落ちた
どれだけ有酸素運動や食事制限をしても切れなかった体脂肪率11%をあっさり更新。
現在の体脂肪率は10.5%

「酒もタバコも辞めて、そこまで長生きしたいの?」と、とある方から言われたが。
長生きしたいなんて、これっぽっちも思わない。
死ぬまで、ベストな体調でいたい!というのが率直な気持ちだろうか。

週3日の筋トレ。
週4日の25kmのサイクリング。
余計なぜい肉をつけない生活は快適です。

断酒100日経過

【2018.2.5 追記】
さすがに100日経過すると飲まないのが普通なので、周りが飲んでいても何ともない。
これと言ってメリットは無いが、お金は減らないかも。
あと、たまに2日酔いとかになったが、そういうのとも無縁になったのは嬉しい。
筋トレのウェイトは順調に伸びていて、今は増量期でもあって、甘いものとか気にせず食べているが、体脂肪率は10%台をキープしている。

断酒6ヶ月経過

【2018.4.26 追記】

気が付けば、半年経過していた。
ごく稀に飲みたくなるが、飲酒欲求自体は、ほぼなくなったかも。
週3日の筋トレと週4日程度のサイクリングは30kmに距離を延ばして続けている。
体脂肪率は目標の10%を切って7.3%を記録したが誤差かもしれない。

さて、タイムリーな話題を一つ。
TOKIOの山口達也さんのニュースが世間をにぎわせているが。
ワイセツうんぬんはおいておいて。

同年代で、子供がいてバツイチってことで勝手に親近感を持っていたり、個人的に好きだったのもあるが。
当日は飲酒しており、あまり記憶にない』というような趣旨の発言をしているが。
酒を飲まない方や、飲酒で記憶が無くなった事がない方からすれば無責任な発言に聞こえるかもしれない。
都合の良い、言い訳だ!と思う方もいるかもしれない。
が、俺には痛いほど気持ちが分かる。

俺は、学生時代から『タカシはいつか酒で失敗しそうだな』と言われていたし。

そういう意味では、俺みたいな人間にとって、禁酒したことは大きなメリットかもしれない。
『酒で失敗する』という意味で他人事とは思えない1日でした。

断酒300日経過

【2018.8.28 追記】

気が付けば、300日経過。
最近のノンアルコールビールは本当によく出来ています。
風呂上りにキンキンに冷えたノンアルコールビールで一杯!最高のひとときです。
ビールの必要性が無い、これで十分です!

断酒1年経過

【2018.11.6 追記】

遂に1年経過!
もう飲まない方が日常なので、特に思い入れも無いかも。
先ほど、ふと思いだしたけど。
酒を飲んでいた頃(特に自宅で)自分でも訳の分からない感情になって、SNSにとても恥ずかしいポエムを投稿しちゃったり、全く身に覚えのない投稿を次の日にシラフで見る、というのも無くなった。
そういえば、そんなこともあったなと。笑

酒を飲むこと自体は悪い事では無いと思う。
でも俺の人生には必要ない。

断酒459日経過

【2019.1.26 追記】

記事の見直しなどしていたついでに。
今感じるメリットは、やはり時間だろうか。
飲酒中はもちろんのこと、酔うと当然平常心で仕事は出来ない。
毎日21時に飲酒を始めたら、それ以降はまともな仕事は出来ない。

でも酒を飲まなければ、会食後でも思いついたら仕事が出来る。これは大きい。

今の自分にとって時間は非常に貴重。
その時間を有効に使えるというのは、禁酒・断酒をした最大のメリットかもしれない。

断酒4年5ヶ月14日経過

【2022.4.7 追記】

断酒は今も続いている(という言い方に違和感があるかも。4年以上前に辞めたので、続くもなにもない。)
ドイツ産のノンアルコール・ビールは風呂上がりに毎日1本飲んでいる。
(多分だが根っからビール自体は好きなんだと思う。いまだにクラフト・ビールなんかには気持ちが揺らぐ時がある。)
日本の香料で香り付けしたのとは違い、本当に美味いので、これで満足している。
日本の銘柄だと黒ビールの小樽ビールなんかも美味い。

実は今流行り(?)のビアリー(アサヒの0.5%のやつ)を飲んだのだが。
味は本当にビールに近くて最高に美味いのだが、0.5%でも若干酔った感じになる。それ以来敬遠している。

最近感じる酒を辞めたメリット
オンライン・オフライン、仕事・プライベート関わらず、煩わしい飲みの誘いを断れる事かな。
『酒飲まないんで!』
この一言で終わるのが最高に気持ち良い。

断酒4年10ヶ月9日経過

【2022.9.2 追記】

香川照之さんの事があったので追記。

多分この記事にたどり着いた方のほとんどは身体的な影響でアルコールを辞めようか?と思ってたどり着いたのかと。
でも最近は身体的というより酒の席で失敗して社会的に抹殺される方が多く、経済的にも多大な影響があるような。

俺も決して酒癖が良かった訳では無いので他人事ではない。
また、これの最大の問題点って本人は覚えて無い事。
もっと言うと当人の酒癖で被害を被った方は一生忘れないことだと思う。
(ちなみに俺も酒を断って5年近くなるが、いまだに「小林は酒癖悪いから一緒に飲みには行きたくない」と言われる)

こんな酒癖の悪い人にこそ、断酒を勧めたい。
過去の過ちは消えない。が、新たな過ちは永遠に防げる。

株式会社woodsmallの小林でした。
https://woodsmall.co.jp

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP