会社の代表印を新調した話

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会社の代表印(個人で言うところの実印)を新調しました。
元々は起業を決意して1週間後には必要だったので、ネットで一番早くて安いところで3本セットを注文したのを使っていました。

でもやはりというか、印鑑のふちは均一な太さではないし、woodsmallとローマ字表記にしたので、妙にポップな感じになってしまい、あまり好きではなかった。
実印って車買うか、保証人になるか、家を買うか借りるかする時位しか使いませんが、代表印って思った以上に使います
それと、社会人になった時に親父がくれた象牙の印鑑と比べると印影のくっきりさも違うし。。。

ということで、色々調べて(かなり吟味して)新調しました。

条件は以下。

  • チタンであること
  • サイズは21mm
  • パソコン(Illustrator)でデザインした文字ではないこと
  • ブラスト彫刻機やレーザー彫刻機で削った印鑑ではないこと

この条件だとほとんど業者が無いんですが。
チタンは硬いので、今のところ職人さんが手彫りってのは無いと思います。
チタンの場合、ブラスト(砂を吹きかけて削る)かレーザーか印鑑彫刻機で削るかになると思いますが、印鑑彫刻機で削るのにしました。
この条件で業者を見つけて作りました。

書体は吉相体
吉相体って実は、印鑑協会(だっけ?)は認めていない、比較的新しい書体だそう。
昔ながらの職人さんなんかは、目くじら立てて否定する書体です。
(代表印で多いのは篆書体というのが多いそう)

でも俺は見た目が好きだし、何より『新しい書体』ってのが社風にも合っている気がして吉相体にしました。
※そもそも文字の進化(崩れとも言う)を否定したら、日本に平仮名もカタカナも生まれなかったことでしょう。

で、1週間待って届いた印鑑。
チタンって良い。ずっしりとしてて。

でもって、新調した朱肉(朱肉はシャチハタ!)で押してみると。。。
んーーー。という感じ。

個人の実印(象牙の手彫り)の方が印影はハッキリしています。
チタンもチタン自体が微粒子で朱肉が付きやすいとか、色々言われていますが。
やはり印鑑は象牙が一番!という所でしょうか。

安い買い物ではない(会社の経費ですが)ので、当分はこのチタンの印鑑を使いますが。
ゆくゆくは、象牙の職人さんの手彫りにしようかな。と思っています。

ちなみにですが。というか何の自慢にもなりませんが。
今回色々調べたり、色んな印影を見たりしたので、印影を見れば機械彫りか手彫りか区別が付くようになりました(印鑑自体を見れば速攻で分かりますが)。
早速今までの契約書を引っ張り出して見てみましたが、名の知れた大企業でも手彫りの代表印を使っているところはありませんでした。

印鑑って日本と一部アジアの固有の風習ですが。
俺はとても好きです。

代表印も好きですが、個人的には角印(個人で言うところの認印)も好きです。

株式会社woodsmallの小林でした。
https://woodsmall.co.jp/

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